仕事とプライベートの両立で最低限 絶対忘れてはいけない大切な事② 

プライオリティ

前回、同じ題名で”鏡”について記事にしています。新生活を始められる皆さん、特に春のシーズンはお引越しをされる方も多いかと思います。新しい職場、部署で新しい人間関係も構築されていく方も沢山いらっしゃいます。社会人になれば、部下や後輩を持つ立場になり期待や嬉しさの反面、新たなプレッシャーや悩み事も増えてくる時期に突入します。上司となる皆さんを含めて是非知っておいてほしい事があります。

仕事と家庭のゴミについての関係になります。ゴミ??決まった曜日に捨てるゴミ、これがうまく捨てられない人材が世の中には存在しています。

通常であれば、ゴミは直ぐにでも捨てたい・・はずのものが宅内に溜まっていく現象です。

仕事勤めをしていれば、無断欠勤などすることなく当たり前に仕事を進めていくことが求められます。又、業種にもよりますが、就業時間という決まった時刻に準備を整えたうえで仕事が出来る状態を作っておくことも求められます。

単身世帯である人材の場合で宅内にゴミが溜まっていく現象問題の要因のその1つに、人材の宅内での”ゴミを捨てる判断力”のエネルギーが残っていないのではないかと考えています。

いやいや当たり前にゴミなんて捨てるでしょう・・ゴミを捨てられないのは自己責任です。確かにそう考える事もできます。ただ、ゴミを捨てる事を考える余裕が無い程の状況を作り上げている職場も存在しているのではないでしょうか。

どんな小さな決断や判断にも多少なりともエネルギーを消耗しています。無意識レベルでできることには、このエネルギー量も感じずに動けると思うのですが、職場によっては不規則な勤務体系である為、ゴミ出しがうまく出来ないような場合等を除いて、人材が職場で悩みを抱え続けたり、心身ともに慢性的な疲れ、ストレスを感じていないかどうかということは常に考えておくことが良いです。

人材が疲れすぎて家に帰ると何もやる気が湧かない・・動くことが億劫、最終的に”ゴミを捨てるという判断さえもできなくなってしまう状況”は上司としては避ける必要があります。

ゴミが捨てられず、ゴミ捨ての規定日に1週、また1週と過ぎていき、部下が自分ではどうしようもなくなり最終的には手を付けられないほど宅内に溜まっていく。

このような場合、人材のメンタル不調や健康を脅かし仕事の質やスピードも連動し結果的に理想とは程遠い成果になってしまうこともあります。反対に成果を求めすぎるあまり”ゴミ捨ての事を考える余力が無い程の状況は回避して下さい。

職場の人材がどのような生活環境の中で毎日職場にやってくるのかなんていうのは知る由もないという上司の場合、過剰な仕事の押し付け等も発生することにもなりかねませんよね。

皆さんは宅内や車にいくつゴミ箱をお持ちでしょうか?

ゴミ箱は持っていない・・そのままゴミ袋に入れている・・

ゴミ箱は1つ・・

ゴミ箱は3つ・・

車の中にゴミ箱はある・・

本当にその数でしょうか?人材によっては慢性的に店舗内等に設置されたゴミ箱等を私物化のようにしてしまっている・・なんてことはないでしょうか・・。

ここで、1分お時間をください。そして1度だけ想像してみて欲しいのです。自宅のゴミ箱が他人のゴミで毎日、毎日一杯になっている気持ちです。これは致し方ない事でしょうか…。

ゴミと職場を連動して考えている職場はどのくらいあるのでしょうか。ゴミ捨て場と思いやりには必ず関係はあります。

仕事や家庭でも”捨てる、捨てられない”という行為によって人材の心が傷つかないよう配慮することは大切です。

社会人になると優先されるべき事項が多少なりとも変化が起きてきます。そして人材がこの優先順位を変えなくても良い会社でお勤めできている方はストレスも少なくて済みます。

おおまかに例を挙げますとこういうことです。人材の理想とする優先順位が、1番が家族、2番が仕事、3番が趣味の場合、会社に行った途端、1番仕事、2番家族にしなければならないような場合、家族の事での欠勤や遅刻、育児休業等も取りずらいような職場になりえます。人材が優先順位を変えることなく安心できる職場環境であれば周囲の理解や支障もなく少なくて済みます。

上司になった人材もそうでない場合も含め職場の人材の”優先順位”[大切なモノ・譲れないもの]を見極め知っておくことをお勧めします。人材の理想とする優先順位が上記のようにおおまかなものであるとは限りませんし、もっと些細な事である場合もありますが早めに知っておくことで人間関係や職場も円滑になるのではないでしょうか。これが理解できている人や職場は自然と”気遣い・心配り・目配りという行動にも表れています。

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