働きやすい職場ではアサーティブなコミュニケーションが浸透している
職場での会議や対話で、意見を否定されたと勘違いして口論になったり、すぐに否定的な発言をしてしまう人材はいませんか?
その場合、自分の事を攻撃されていると思ってしまい、本能で自分の身を守らなければいけない、立場を守らねばいけないという恐怖心から、相手に対して、横柄な物言いになったり態度になったり、攻撃的な発言がでてくることがあります。
また、職場に、威圧的・高圧的で人を動かそうとする人材などいませんか?
威圧で人材を動かしても相手は萎縮してしまいます。毎日ビクビクして部下に仕事させるような人材は職場にいてはいけません。
人材が職場でのコミュニケーション方法を知っておかなければ、仮に職場で緊急や重要な問題が起きた際に、責任の擦り付け合いになったりしてしまい、建設的な会話ができない可能性もでてきていまう為、問題解決が遅れる事があります。職場の雰囲気も悪くなることでしょう。
働きやすい職場ではアサーティブコミュニケーションが浸透しています。
アサーティブなコミュニケーションとは・・簡単に言うと、自分も相手も尊重するというコミュニケーション方法になります。具体的には、アグレッシブとノンアサーティブの間のようなコミュニケーションになります。自己主張をしながらも、相手の意見を否定的にはとらえず、お互いにとって最善な方法を見つけていくというような意識を持つ事でこのアサーティブコミュニケーションが実現します。
職場で人材に意見を求めたい時、仕事でのアイディアや業務の効率化や合理化を考える場面等々、相手に自己主張を求めるべき、して欲しい時に、毎回、聞く側が否定的な意見ばかりしていたら、人材は、もうこの職場にアイディア等の提案するのはやめておこうとなってしまいますよね。
良いアイディアや考えを持っている人材がいても、その情報がアウトプットできる職場でなければ、意味がありません・・。
良い職場になっていきません・・・。日頃から職場でどのようなコミュニケーションが盛んに行われているのかは、とても大切で重要な要素になります。
職場で、ある一定の人材が愚痴や悪口が盛んな場合も同じです。どんなに良い提案をしてもその後に、発言した人材が攻撃対象になる可能性があると判断すれば、人材は諦めから発言しなくなる場合もありますね。勿体ない・・・。職場環境が悪い場合、良いアイディアや考えを実行しずらい、カタチになっていないケースが見受けられます。
職場でアサーティブコミュニケーションを意識していない場合、普段のコミュニケーションで信頼関係が築けておらず、注意や指導をしても、部下×上司、同僚×同僚の間でもいつまでたっても問題が改善されない、又、一度決めたことが実行されにくい傾向にあります。
あくまでもアサーティブコミュニケーションは対等である、上下関係や力で相手をコントロールすることなく、同じ人間同士として向き合うことが求められるということです。
相手の行動に対して、注意・指導するのは良いですが、人格否定をしないようにも気を付けなければなりません。
これも、アサーティブなコミュニケーションを事前に知っておく事で防げます。良い職場にする為に、 アサーティブコミュニケーションを浸透させましょう。
スポンサーリンク