会社から貰っている給料以上の仕事をしよう
雇用されている場合、予め求人募集要項や採用側〔雇用主等〕との対話で決められたお給料や歩合等が決まっており入社〔お仕事の開始〕をされることと思います。働き方改革では職場での人材に対する正当な評価も重視していく必要があります。今回のテーマは、成果や努力を給与が見合わず退職を考えているという人材のお悩みです。何故、その職場で退職を検討することにしたのか・・・
仕事をする上で大切な事は、貰っている給料以上の仕事をするのはお勤めとして当然の事になります。「大丈夫自分は、給与以上の仕事をしている!」と胸を張って言える方、どれほどおられるでしょうか。
今回のテーマの「会社から貰っている給料以上の仕事をしよう」を面と向かって直接上司や経営者に言われたことはありますでしょうか。過去1度も直接言われたことが無かったとしても、恐らくどんな雇用主も人材に対して認識してほしい事実であります。
雇用されている場合は、基本的にはその勤務時間内で仕事の成果を上げる為の行動が必要になりますが、勤務時間中の準備だけで相当の結果を出せる人・出せない人がいるはずです。出せる人は、出せない人に不満を持って仕事をしていくことになります。職場はその状況を放置し続けてはいけませんよね??
こんな人材は少ないとは思いますが、給与以上の成果を出さず日々平然と成果を上げないことがデフォルトのような状態である人材や取引先等や顧客に不利益を与え続け、損害を出す人材、体調不良で早退や欠勤が多すぎて仕事の進捗度合いに影響を及ぼす人材、万年、成果を出せない人材が職場にいる場合は、その人材にあった適性な給料を会社側は提示する必要があるかと思います。
しかし、会社では実際に適正な給与への変更を実行するとなると職場のハレーションが起きてしまう事を恐れて現状維持になることもあるかと思いますが、正当な評価がなされない職場は成果を出している人材や相当の努力をしている人材等にとっては好ましくない職場にもなっていきます。
2対6対2の法則〔又は2対8の法則〕の話は有名ですが、上位2割が利益貢献し、6割は普通の結果又はぼちぼちな結果、残りの2割は働かない人罪とならない為にも常に自分の仕事を振り返る必要性と適正な評価をしていきましょう。
又、給与=成果が伴わない事象が続く事は企業側にはデメリットしかありませんからそういった人材を会社が雇用している場合いずれ周囲の人材もあの仕事ぶりなら・・・自分はこの程度で、と勝手にハードルを下げる可能性さえでてきます。
~結論~
もし、たいした成果を上げていない人材が周囲にいたとして納得のいかず仕事に対する意欲やモチベーションがなくなってしまいそうな場合は、周囲と比べることを決してせず、自分と周囲の成果を出すことに集中していきましょう。
しかし給与=成果が伴わない事象が続く事は企業側が何の対処もせず、正当な評価ができない場合〔問題を解決しない企業〕は早めに転職や退職した方が無難です。
また、給与以上の仕事とはただ単に営業成績などの数字だけとも限らず仕事に対する姿勢やプロセスも重要なポイントになります。仕事の質が低ければ社内だけでなく、顧客様や社外にも迷惑をかけてしまうことがありますので、仕事の質を考える事は勿論、トラブルやミス・問題が発生した場合には2度と同じ事を繰り返すことのないように努める個人努力は勿論の事、企業体質も必要になります。
結果的に致し方なくトラブルやミス・問題が起こってしまった場合は仕方ありませんが改善する気がない、長期的に問題が解決されていない場合は、正直なところ仕事を放棄している事と同じになります。
トラブルやミス・問題は、いっそのこと周囲等に隠したいと思う人材もいるかもしれませんが、自分が不得意である事を認識し、学べるチャンスと捉え、出来る事・出来ない事の線引きすることも今後、人材が成長する良い機会でありますので、会社は必ず挽回する機会やチャンスを与えられるような職場づくりをして本当の意味で人材が切磋琢磨できるようにすることがより働きやすい職場にしていくポイントになります。
また、成果が出ないの人材の場合は、上司や周囲のアドバイスを真摯に受け止め、結果をだしていきましょう。上手くいかない事を自分以外の人のせいにしたり、環境のせいにすることは時間の無駄ですね。