「不平・不満や愚痴が少ない又はでにくい職場とは??」

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不平・不満や愚痴等をいつも言っている人材、職場にいませんか?有名な武田信玄さんの格言に「一生懸命だと知恵が出る、中途半端だと愚痴が出る、いい加減だと言い訳が出る」という言葉があります。皆さんの職場では、どのような態度・性格の人が多いですか?

・常に明るく、いつもどんな時でもニコニコ笑顔の人。

・常に暗く、ネガティブな人。

・時と場合によって表情が変わり、喜怒哀楽が激しい人。

・好きな人には明るく接して、嫌いな人にはつんけんした態度を取る人。

・家やその他の場所でのストレスや愚痴を職場に持ち込んできてしまい一日中引きずり周りに嫌な思いをさせる人。

・さっきまでは平穏だったのに急に態度を変えてくる人。

上記にあげた以外にも様々な態度・性格の人がいると思いますが、今回のテーマである、不平・不満や愚痴が少ない又はでにくい職場、職場にするためにはどんなことを実行していけばよいのでしょう。

上司や同僚が不平・不満や愚痴が多い場合は必ずデメリットが付き物です。日常的に聞かされる側もいい気持ちではありませんし、不平・不満や愚痴を言わない人材も沢山います。

不平・不満や愚痴が多い人、少ない人の特徴を見ていきましょう。

 不平・不満や愚痴が多い人材の特徴 不平・不満や愚痴が少ない人材の特徴
自分が完璧人間だと思い込み、他人にも完璧を求める人自分の性格を他人にも押しつけず、柔軟性のある対応が出来る人
自分を中心に仕事、物事を考える人周囲の事を考えながら仕事を進められる人
自分の嫌な仕事は他人に押し付ける人自分の仕事は自分でこなす努力が出来る人
プライベート、仕事含めて幸せなことがない人小さなことでも幸せを見つける努力をする人
人に任せた仕事に口出し・文句を言う人一緒に調整や定期的な確認作業をしながら、求められている成果物に繋げていける人

①完璧な人なんていません。

ちょっとした思い込みが、自分は完璧人間と思うようになります。自分は完璧にできるのだから他人にも完璧にやってほしい。できないのはなんでだと不満、愚痴に繋がります。

偉そうな態度、自分は偉い、逆らえる人なんていないぞ、頑固な態度を取る人も完璧人間に近い思い込みがあります。

自分はもう長年働いているので知らいないことはなくなんでも完璧にこなせる。

その考えを勤続年数が浅い人、自分より能力、仕事のペースがいい意味で遅い人(丁寧に仕上げてくれペースが遅い)などに押し付けるのは禁物です。

自分には自分の性格があり、他人には他人の性格があると分けて考えなければ、人にまで自分の考えを押し付けることになります。押し付けることによって他人は嫌な感情になり不平不満がでます。

自分の考えを意見として伝えるのは良いですが、自分の考えを他人にまで真似しろなどというのは間違えの一歩前です。

②自分中心で物事を考える人、自分中心で仕事を進める人は他人に目を向けられない人です。

仕事は常に1人でしているというわけではありません。そのような中で自分のやり方はこうだから他人にも真似しなさいと押し付けてはいけません。

他人には他人のやりやすいやり方があります。アドバイス程度に教えるのであれば問題ないですが、他人にまで自分のやり方を押し付けてはその人の効率が下がる可能性もあります。あきらかに非効率な場合は、指摘する必要はあるかと思いますが、まずはその人材が業務に適正かどうかの判断も踏まえて、業務指示を出す必要があります。適性でない場合は、結果的には配置転換をした方が人材の為でもある事も否めません。

効率が下がってはさらにたくさんの人から不平不満をかう可能性もありますし、仕事のスピードに支障をきたします。

自分は自分、他人は他人と割り切って考えてチームワークで仕事をする場合などはそれぞれのいい部分の個性を大切に考える必要があります。

③上司や勤務年数が経っている人は部下に自分の仕事をやってもらう可能性もあります。

その際に自分の手が回らない仕事で部下も仕事のやり方や内容を知っているものを任せてやってもらうのはありですが、自分が嫌な仕事を部下にやってもらうというのは間違っています。

自分は楽な仕事だけ引き受けて難しい仕事、やりたくない仕事は他人へとしてしまうと他人は自分の仕事プラス引き受けた仕事とやることがたまると同時にストレスを溜める可能性があります。ストレスが溜まると仕事が楽しいものと思えなくなり嫌な思考ばかりになり下手すると離職率UPに繋がりかねません。

仕事は常にみんなが平等に割り振られるか、優しい人であれば自分が少しだけでも多く引き受けるなどのちょっとした思いやりが必要です。

④人は幸せばかりを考えたらネガティブな考えや不満がでる余裕はなくなり負のことを考えすらしなくなります。

周りは幸せなのにどうして自分だけ不幸なのだろうなどの考えをする人は幸せにはなれません。

自分に起きた小さな幸せ、他人の小さな幸せや嬉しいことを共感しつつ喜べる人は自分にも巡り巡って幸せへと向かえます。

自分にはいいことないとネガティブな思考に陥り、他人にまで共感してもらおうとしていては駄目です。共感して欲しいと求められた人は必ず嫌な気持ちにもなりますし、嫌なことを聞かされる人はストレスが溜まります。

ネガティブな暗いことしか考えられない人は、小さな幸せを見つける努力から始めてください。今日一日健康に生きられただけでも幸せなことです。

いいことを共感してもらい一緒にポジティブで明るい気持ちになるのは誰だって大歓迎ですが、嫌な事は1人で思い留めることが必要です。

⑤上司が部下に指示する場合

上司は忙しすぎるとき、同僚・部下に仕事の指示をしたり任せたりすることがあると思います。指示をするのは普通の事ですが、任せた仕事の出来上がりが上司の認識や理想と相違していた場合は何度もやり直すことになる為、時間ロスにも繋がってしまいます。この場合、調整や定期的な確認作業も必要になりますので、予め時間的な余裕を持った上で指示していきましょう。

部下側は任せられた仕事を完璧な状態で仕上げる、近づける努力は勿論ですが、結果的に成果物が上司の指示したものと相違していれば、又最初からやり直しや上司側での手直しになることもあります。手直し程度で済めば良いですが、上司側で一からやり直す場合は、あきらかに指示ミスです。

頼まれたほうは、最初から自分でやればいいのではと思ってしまいます。部下は、任せてもらえたと喜んだのも束の間で一気にどん底に突き落とされた気持ちになります。

上司が部下に指示する場合は、成果物が求められているものにつながるよう、事前に的確な指示が必要となり、部下への配慮も必要になります。

まず、指示を出す場合はできるだけ成果物のイメージの指示を漏れなくした後で途中、困っていることはないか確認するくらいの余裕がある方が、時間効率も上がります。

任せたら自分の仕事ではなく、他人の仕事になったというのは間違った考えです。

最終的な責任は任された人ではなく、任した人にあります。

任された人ももちろん責任もって仕事を果たす役割がありますが上司、指示をした人が何も手も差し伸べてくれないのであれば不満が溜まっていくのでいい成果を出せません。

不平・不満や愚痴が少ない又はでにくい職場というのは・・・

・人材同士のコミュニケーションがしっかりとれている。

・不平不満、ネガティブを持ち込む人がいない。

・常に明るい、幸せに満ち溢れている人がたくさんいる。

・仕事、プライベート含めて揉め事がなく平穏が維持されている。

・裁量権があり、柔軟な対応が出来る。

が常にできている職場ではないでしょうか?

人間なので常に色々な感情が湧き出るのは当たり前の事ですが、職場での不満を持ち続けてネガティブになってしまった場合、小さなことでもいいので幸せだったことを思い出してポジティブに考えることができる人は優秀です。

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そのように考えるのは難しいですがたった一人の感情で周りを巻き込むのは悲しいことですから、明るい職場を目指し、不平不満がなくなる職場にみんなの協力でしていきましょう。

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