どんな環境だと働きやすいですか?テレワーク・リモートワークのデメリットを考えましょう。そして良い環境へ

コロナ禍が始まった頃から企業が推奨し始まったテレワーク・リモートワークですが、デメリットがあると思いませんか?
働いている本人は良いことばかりと思っているかもしれませんが、一緒にいる家族にとってはデメリットと思われていることがあるのです。それぞれの立場などで見ていきましょう。
【男性がテレワーク、女性が専業主婦の場合】
会社の守秘義務もあるため、家族に見せられないことが仕事には多いはずです。その場合、リビングなどで仕事をするのではなく自室で仕事をするのではないでしょうか。
自室の扉を閉めていたら守秘義務も見えないし自分は周りの物音が聞こえず仕事に集中できるというメリットがあります。しかし、家族にはデメリットです。
時に仕事の電話をしていることもあるでしょう。その時に話し声が聞こえず子供が話かけに行ってしまう、扉を開けてしまうなどあり得ます。電話の相手にまで子供の声が聞こえてしまっているかは別にしても仕事中と知っていて自室に近づかせてしまった主婦のせいになることもあります。
テレワークでは気を付けていても気を付けきれないことがありますし、もし声が聞こえてしまっても快く受け入れてくれる企業であるとイメージアップにも繋がるかもしれませんね。
また、掃除機など音がでる家事をするタイミングも難しいものです。電話をしていない今にと思っても許可を取る必要はでてきますし専業主婦で暇なのだからいつでもできるでしょと仕事をしている側からは思うかもしれませんが、主婦にも仕事と同じように自分の中で段取りを立てていることがあるのでお互いの理解と協力が必要ではないでしょうか。
【男性がテレワーク、女性もテレワークの場合】
部屋数が限られているマンション住まいなどの場合、2人がテレワークとなると仕事をする場所にも悩みが出てきます。
また、どちらかが一方休憩でリフレッシュしに来ても一方は仕事中だと集中力が途切れてしまう、途切れさせてしまう可能性もでてきます。お互いに集中して仕事を進めるためにも事前に仕事の忙しさの共有などが必要です。
お昼の休憩時間は同じだと一緒にお昼を食べることができ会話もできてコミュニケーションアップには繋がるというメリットも忘れてはいけません。
【その他】
テレワークだと家~会社、会社~家の移動がない分すぐにプライベート時間に切り替えができることもメリットです。しかし、デメリットにもすぐになってしまいます。
終業時間を越えてもダラダラと仕事ができてしまうのです。残業時間がどれだけでもできてしまいます。家族は仕事が終わったと思っている時間でもまだ本人は仕事をしていたということもあるでしょう。
仕事が終わった時間だからやっと物音が立てられる、電話の邪魔になるかもと思って辞めていた家事ができる、子供が仕事部屋に行けると思っていても実際は違って迷惑をかけることもあります。
仕事をまだ続けるのか今日はもう終了したのか家族に伝えるということも仕事をする本人は忘れてはいけません。
集中力がすぐ途切れてしまうのもメリットになります。その場合は仕事をする場所を考え直す必要があるのではないでしょうか。
会社で仕事をする場合は周りの人も仕事に集中しています。また、気軽にお手洗いに立てる環境ではない、気軽に冷蔵庫に飲み物をとりに行けないなど会社では恵まれた環境ではないことがあります。
しかし家だと色々なものにすぐに手が伸びてしまうのです。また部屋の環境に誘惑がたくさんある人も居るのではないでしょうか。自分が集中できる性格ではないという人がテレワークをする場合は環境の見直しも必要になってきます。
【まとめ】
デメリットは少し変えることでメリットになります。自分が一緒にいる家族がお互い過ごしやすくなるために協力を求めたり、お願いすることで良い環境になるのではないでしょうか。
この先もコロナが終息に向かうまでテレワークは今どきの働き方と言えます。働きやすい環境で仕事をやっていきましょう。