人材の感情も資産について
よく会社にとって一番必要なのは『人財』です。
「つまり、会社に利益をもたらし、会社の成長に貢献してくれる人が、会社にとって最も 大事な人ということです。」という記事を見かけますよね。
人財が会社にとっての資産、具体的な資産は、経験・適性・能力・スキル・等々、沢山あると思いますが、資産の1つが「人材の感情も資産」です。感情労働という言葉もある通り、肉体労働でも頭脳労働でも、どんな労働や職種でも人材の感情は資産であることに違いはありません。職場環境が悪い場合は、この感情資産が軽視されている傾向があります。皆さんの職場で感情資産について考えてみたことはありますでしょうか。サービス業・接客業等のお客様と接する業種は特に人材の感情についての重要性に気づかなければなりませんね。
人材の日頃の感情がプラスでポジティブであるか、マイナスに働いてはいないかとても売り上げ貢献においても連動する重要な要素です。
働きやすい職場には性格の良い人達が集まりやすいと言われていますよね。
あまりにも職場環境が悪ければ、出世(昇格)してご自身で環境を変えていく方法や転職するなりの策もありますが、どんな理由であれ置かれた職場環境で仕事を続けていくにもその意欲を妨害したり、業務進行の妨げになる原因があります。
・職場内にいつも機嫌が悪そうな人がいる職場
・職場外等のストレスも社内に持ち込むような人が周りにいる職場
・責任転嫁の多い職場の場合
経営者も含めて管理者や上司・従業員のような人材が職場にいる場合、それらの人の顔色を窺うようになり、大切な感情資産も使うべきでないところで日常的に消耗することになります。
顧客やユーザー第一ではなく、機嫌が悪い人第一の職場になってしまいますよね。
そして人材の本来の個人パフォーマンスを阻害します。
経営者層は上記の問題を解決する事で更に人材は、顧客・ユーザー目線でサービスや対応を最大限のパフォーマンスで還元や貢献をしてくれるのではないでしょうか。
また、求人サイトや求人雑誌で職場風景やそこで働く人の写真が掲載されていますよね?
会社の雰囲気や光景が本当にそれが日常でしょうか??人材を集める為だけの良いとこどりの一部を切り取って掲載しても貴方の職場に入ってきて、もし広告と真逆の職場であれば辞める人が多いのは必然ですよね。その連鎖は職場で働く人材の負担にもなります。
求人応募者は、
・リアルを求めている。上辺だけの情報は求めていない。
・求人応募者が職業を探す場合の情報収集や選択の際にも、身近な人からの情報よりも弱いつながりの情報を選択材料にしていると言われている。「弱いつながりの強さ」SWT理論。
人材募集の際も、自社の社風を理解する「適性な人材」を集める必要も大切ですが、まずは、働きやすい職場環境にすることで、求人応募者が入社した際のギャップが埋められるようにしていくことが最善ではないでしょうか。優秀な人材が入社しても辞めてしまう要素が職場に多ければ改善する他ありません。
働きやすい職場環境作りには社内のデジタル化の促進がかかせません。ITツールやデジタルを活用すると必ず人材に時間や余裕が生まれます。
働きやすい職場は、「人材の感情が資産」であることを認識しています。
人材の感情も資産のポイント
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人材は会社にとっての資産であるならば社員にとっての会社は何か?を問われた時に、知識や技能の成長の場であり、社会貢献ができる場であって企業への利益貢献にも繋がる場、企業は人材が今まで気づかなかった能力や才能を発掘し育てていける職場であると伝えていける職場づくりを目指したいですね。