「IT介護」問題について

教える

「IT介護」、「職場 老害」という言葉がネットの検索ワードでも沢山検索されており、話題になっているの知っていますか?

今回は、 「IT介護」 のテーマを取り上げます。

昔なら60歳が定年という職場が多かったと思いますが、現在まだまだ60歳は若々しく見られ定年なんてまだまだ先、職場では若い人とバリバリ働いているイメージです。

でもそんな中で問題になってきてしまうことや言葉が生まれます。

それが、「老害」だったり、「IT介護」ではないでしょうか?

パソコンと向き合って仕事をしている年配の方、中年の方は知識の面では差を感じてしまいます。

若者なら教えずとも勝手に親の背中をみてパソコンやタブレット、スマホの使い方を学んだ、学校の授業で学んだという人がほとんどで問題なく操作できる人が大多数を占めます。

しかし、年代が上がるに連れてパソコン操作が苦手という人増えますね。

今はあまり見かけない気がしますが、数年前はパソコン教室も街中にあったので通った人はパソコンの基礎知識程度なら使えるという年配の方、中年の方もいますがごくわずかな気がします。

大多数の人はパソコンに触れたことがない、仕事でパソコン操作が必要になったけど、電源の入れ方すら分からないといった方多いですよね。

そんな人が職場に1人なら自分の仕事をしつつでも教えられますが、大勢になってしまったらたくさんの時間がかかり手間になってしまいます。

しかし、職場にそのような人がいる以上、放置してしまってはその人の仕事が進まない、職場にいる意味がなくなってしまうのでパソコンに慣れていってもらう意味も含めて教えるしかないのが現状です。

IT介護を必要とする職場で、教える側の人材となった場合に大切なことを項目別で書いていきます。まずは「教える時に意識する事」「教えていた時に意識したほうが良いこと」です。

➀その年代にあった教え方、覚え方を理解し、一回で覚えてもらえるような努力は欠かせないです。

若者は手書きメモよりスマホにサラッと入力して覚える事や頭だけで覚えてしまう場合もあります。しかし、年配の方などの覚え方はパソコンに書くより、手書きメモが覚えやすいと思うので時間は掛かりますがその人にあった教え方で覚えてもらうやり方で実行します。

②分からないことはすぐ聞き返してもらう、分かりやすい教え方で教えることは大事です。

自分が分かっていることだとついこのくらいのことなら分かっているから教えなくても大丈夫と思ってしまいがちですが、一から丁寧に教えて覚えてもらう、分からないことは話を止めてでも聞き返してもらったほうが教えている身としてもこの言い方をもう少し変えて詳しくしてみたほうが分かりやすいのかなとすぐ次に繋げられます。相手の立場に立って物事を考える、伝える、話すが大事です。

③教える身が教わる人に一度話した内容、教え方には責任を持つことも大切です。

本来なら一度で覚えてほしいと思いますが、どうしても難しい、覚えられない場合には二度、三度聞かないと覚えられない。そんな時に、一回目に教えた教え方と二回目に教えた教え方が違っては相手に信頼をなくし、適当な目先しか見てない奴と思われます。

そしてそんな人には教えてほしくない、離れたいと思う人もいるはずで、良好な関係は築けません。

責任ある発言、考えができる、目標をしっかり持って教えることができる人が指導者に向いています。

無責任な態度、教え方はしない事も大切です。

教える立場の人は自分の意思、教え方の順序をしっかり持つことも大切です。数時間前と数時間後に言っていたことが違う人では教えてもらう人もどっちが正しいんだ?どうせその時の気持ちだけで物事を考えたり伝えたりしているんだろうなと伝わってしまい教えてもらうのが嫌だとなってしまう人もいます。

無責任な態度は信用を落とします。またこの人から教えてほしいまたこの人になら聞きたいと思われるような指導が必須です。

⑤優しい口調で教えることも大切です。

「老害」と聞けばすぐにクレームを入れたがるや文句を言いたくなる。そんな頑固なイメージですが、教える際に横柄な態度を取られそれにのっかってしまっていては意味がないです。私だけはそのような態度を取らないと反面教師になり指導し、その人の態度を改めてあげるような事も仕事とは関係なく大切ですね。

次はIT介護に携わった際の「改善点」です。

①教わりたいと思って聞いてきてくれる人にその困っている部分だけを伝えるのではなく、先の事まで考えて教える伝えることが大事です。

実際に困ったことが起きたときに教えた事を覚えてくれている場合、もし自分自身で解決できていたらそれは自信に繋がるし教えるほうの立場としても時間短縮に繋がるはずです。

➁教えられた人材が達成感を感じるように指導する。

聞かれたとことを教えるだけではなく、プラスアルファで教える、このような場合はどうしたら良いかクイズ形式で実践してより詳しく分かってもらい理解できたほうが達成感が生まれたのではと考えることも大事です。

今回のテーマの職場の「IT介護問題」で疲弊している人材は世の中に沢山います。皆さんが教える側になった場合に是非参考にしてみてください。

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