様々な世代が一緒に働くことの良さとは??
どの会社,職場にも新入社員・中途採用者が入社する時期はあり、新卒の18歳から定年の60代、もしくはそれ以上の年配の方が存在します。また、アルバイトさんを雇っている職場だともっと幅広い年代(高校生から)の方が存在しますね。
そのような中で、様々な世代が一緒に働くことの良さ・メリットはどんなことがあるのを今一度一緒に考えてみましょう。
①当たり前のことですが、職に就きたいと応募して採用された人が偶然集まり年代が違う人たちが一緒の空間に居られる事です。
企業の募集要項や仕事内容に魅力を感じ、前向きな思考「やってみたい」・「挑戦したい」・「稼ぎたい」等々・・個人の夢や目標も持って応募し、採用された人材です。そして職場を通して、一緒の空間にいます。
恐らく入社したばかりの頃は不安な気持ちでいっぱいだったはずです。でもどうでしょう。その不安な気持ちは、働くうちに徐々に慣れていき、仕事も覚えていく事で解消されていく。職場の誰かが必ず教えてくれたり、サポートしてくれます。
働き続ける中での不安な気持ちは、一緒に働く周囲の誰かが打ち消してくれませんでしたか??仕事でどんなに落ち込んでも、あの人も頑張っているのだから自分も頑張ろうと思えた人もいたはずです。
これには、世代は一切関係ないんですよね。
現代は核家族が多いので、家族親戚の中でも幅広い年代が一緒に過ごすということは少なくなってきてしまっています。
そのような世の中で幅広い年代の人が一緒に過ごせるのは職場の良さではないでしょうか?
②人生で学んだことを仕事や休憩中の会話を通して人生経験豊富に成長できることです。若い人はまだ人生経験が浅いですが、年配の方は人生経験豊富です。
職場は、育ってきた時代背景や価値観の違い〔多様性〕を人を通して学べる場所でもあります。
若い人材もいずれは、シニアになります。若いうちから様々な年代の方と沢山の仕事をする事で1つの物事でもどのような受け取り方や考え方をするのかを学べます。
自分の親や親戚、近所の大人、メディア等で語られる人物像とも違う、新たな職場というコミュニティ。様々な年代の人材はリアルな体験・経験の話、何をどう思って生きてきたのか、現在進行形で不満や不安をいだいているのか等々聞く機会もあるかもしれません。
自分がこれから悩むかもしれない問題等を一足先に先輩として語ってくれる場合もあるかもしれませんね。世代が違うからこそ、得られる話題もありますね。
学生の授業では答えが予め決まっており、正解もあって、答えあわせも出来る。社会人になれば、正解というものを職場の皆で一緒に作っていく・正解にしていく事が求められます。
様々な年代が職場にいない場合、狭い範囲の世代のみの考え方で偏った物の見方の社会人になるよりは、様々な世代を通して沢山の考えたを許容し、柔軟性のある思考を持つ人材の方が、目標も達成しやすくなります。
学校で敬語・電話対応など仕事をする上での常識を学んだとしても新入社員の内は経験が浅く学んだことを発揮できる人はごくわずかですよね。職場で研修がある場合はその時に学んだり、実際に仕事上で上司、先輩から聞いたり見たりで学ぶことができるのがいいことです。仕事しながら人間観察をし、上司や周囲のいい行いを学び放題です、向上心を忘れずに過ごしましょう。
③職場は年代・性別関係なく幅広い人とわり合い学べることです。言葉遣いや礼儀等も学べることも沢山あるかと思います。
仕事上で言葉遣いや生活態度、服装など学びあえる事も良いところです。
自分はその会話に関わらなくても自分以外の人の会話を言い方は悪いですが、盗み聞きしてしまえば、上司同士の会話などから自分に役に立ちそうなことが学べたりもします。
このような人だけにはなりたくないと思える態度や勤務体制の人も時にはいるかもしれませんが、そこは良い反面教師としてみれば良いので職場に悪いことはなくプラスのことばかりになります。
職場の様々な年代の方と関わる中で、「今後、自分がどのような大人になりたいのか」を見つけていく指標の1つにもなるかもしれませんね。
④年代問わず、仕事以外でも学ぶ姿勢は尊敬できる
学ぶ意欲のある方は沢山います。
世代を問わず、年配の方でも仕事と両立させながら、プライべートで欲しかった資格の勉強をし、合格の結果を出したという報告を聞いた時は感動します。
何歳になっても学ぶ意欲のある人材は、人生の後輩にもプラスのメリットをもたらしています。
次に職場の雰囲気ですが・・・
幅広い年代が集まることによって、年代別の考え方、生き方が学べますね。若者は電話離れでメールやスタンプ送信ばかりと聞いたことある人が大多数ですよね。
話をすることが少ないと言われている若者ですが、中には絶対お爺ちゃん子、お婆ちゃん子の若者もいます。
そのような人はどのような世代とも関わり合いがうまいのではないでしょうか?
また、そのような人は年配の方から見たら孫や息子・娘みたいに可愛い、年配の方からすれば孫や息子・娘みたいと接してくれる人もいます。
そのチャンスを逃さず、仕事の時はきちんと上司部下の関係を保ち接することがいい雰囲気作りの第一歩です。
そして、休憩時間になれば上司部下の関係の垣根を越えて趣味の話で盛り上がったり、プライベートで仲良くなれてしまうということもあります。
また、休憩の中で仕事に活かせるようなアドバイスがもらえる、自分から聞けるという人が居れば仕事に活かすチャンスです。
いい職場の雰囲気作りはいい意味で垣根をなくすことですね。
最後に学べる事ですが・・・
有難いことに幅広い年代の方がいるのが職場。世代のギャップも人生勉強です。
その中でもまれながら成長していくことで立派な一人前になるのが若者、それに携わって手助けや成長させてくれる年配の方、両方いるのが様々な世代が一緒に働くことの良さであり学べることです。
さまざまな年代の方の考え方が違うので年代別の考えが共有でき、仕事に取り入れることでその会社それぞれの売上だったり、目標に向かって足並みそろえて目的目標に向かえることが会社、人の成長です。
あと数か月後には入社式という会社多いですよね。
様々な世代が一緒に働くことの良さ・メリットに気づくためには最初の一歩が肝心です。
上司部下共に和気あいあいとしている会社が働きやすい職場と思われるので皆さんもそのような会社づくりを目指して行きましょう。