年上部下が苦手と感じる年下上司達
一般的に面接などでも、年下の上司でも大丈夫ですか?等の質問が面接官から面接者に確認があります。大抵の面接者は「大丈夫です」と言うでしょう。
年下上司が年上の部下を持った場合、今まで、指導経験が無い又は少ないと苦手意識を感じやすい傾向にあります。
年上部下もまた、年下の上司を持った場合、人生では自分が先輩、しかし仕事経験では後輩、なんとも複雑な気持ちになっていることもあります。
年上の部下を持った場合に、よく話題になるのは、敬語を使うか使わないかについて・・・、職務上でもプライベートでも敬語は一切使わないよという方もいれば、勤務中は敬語を使わないが、休憩時間等の場合(プライベートな話)は敬語を使ったりと使い分ける年下上司もいます。
どちらのスタイルにするかは、上司の考え方次第になりますが、もし敬語問題で悩んでいたら、恐らく年上部下はそこまで気にしていないと思いますので安心してください。※よほどプライドが高さそうな人の場合は、後々のトラブルを避ける為にも考えた方が良いかもしれませんね。
それよりも、年上部下は公平で且つ適正な評価が出来るかどうかの方が重要だと思っているハズです。
年下上司は、自分よりも年下の部下の評価を上げがちになる傾向があります。好き嫌いで判断しないことは当たり前ですが、戦力となり得る年上部下の人材の扱いを誤れば、一瞬で働きにくい職場として認定されてしまいます。
また、呼び捨てにすることは、基本的にNGです。良好な人間関係を築く・円滑な業務を求めるならば、立場を利用した横柄な態度というのは周囲からも好感が持たれませんよね。※相互に信頼関係が 築けており、相手が納得している場合は良いかもれませんが・・・
年上の部下を持った場合、年上部下は扱いづらい・・・注意しずらい・・・指導しずらい・・・等々、様々な年下部下ならではの苦悩を持つ方が多いようで、年上部下の存在をデメリットと考える人材もいますよね。
しかし、ちょっと待ってください。年下上司から年上部下を見た場合、メリットがとても多いハズなのです。年下部下よりも力になってくれるケースが多々あります。
自分よりも年が上の方が部下の場合、良い方は悪いですが、様々な場面でサポートしてくれる体制になることが多いです。とても有難い存在。そして、どんな状況でもとても寛大な心で接して下さる方も多い。年下部下とは違う視点を持っており勉強になることが多いのです。年下部下の未熟な部分のフォローをしてくれます。
色んなメリットや恩恵が年上部下にあることを、年下部下は気づいていないかもしれません。苦手意識を持つ前に早く気づかなければなりません・・・。
年下部下に指導経験が無い場合、年上部下に苦手意識を持つ前に、アドバイスをもらう、頼りにする等してに活躍してもらいましょう。
年下部下がそのことに早く気づけた場合、その職場はもっと良い環境になります。