労働時間外に干渉してくる同僚や上司の対処

休日の連絡

アットホームな会社、皆で和気あいあいからの延長線上で、同僚や上司がプライベートに干渉してくるということも多々ありませんか?

労働時間内ならまだしも、わざわざ人材の休日中に業務連絡も兼ねて電話をしてくるプラスアルファ別のどうでも良い同僚や上司の話を聞かされて困っているという職場もあるようです。貴方の職場ではそんな経験ありませんか??

例えば、業務の疲れから休日が中々身体が動かなかったとある日のこと。上司から電話があり、電話にでた部下、その前日はプライベートの勉強も兼ねて徹夜していた為、夕方まで寝ていた日。上司の周りには電話越しに他にも人がいる様子。

休日の夕方に上司から突然の電話・・・。

上司 「○○仕事の業務連絡○○」

上司「○○さん今何してるの??」

部下「寝ていました・・・」

上司「そんなに寝ていたら脳みそ腐るよ!!○○○○」 ※侮辱罪に該当(刑法231条)。

部下「・・・」

※周囲に人がおり、声が大きく、明らかに他の同僚に聞こえる状況だった場合などは、この上司は侮辱罪が成立する可能性が出てきます。

部下の話や状況を聞くわけでもなく、一方的に、部下の休日の使い方をディスって終わり・・・、その日の部下の休みは、憂鬱な日となるのでした・・・上司はまるで部下の実態を理解しておらず、折角の休日を台無しに・・・ここまでの言動はなくとも、職場では部下の状況を把握せずに、ズカズカと部下のプライベートに入り込み、上司は上司の価値観で物申す。上司は部下の休日まで指図や文句を言う権利はありませんよね。※因みにこの話は当社の話ではありません。実話ですが、当社にはこんな上司は採用しません。 (笑)

※侮辱罪(ぶじょくざい)は、事実を摘示しないで、公然と人を侮辱することを内容とする犯罪である、「1年以下の懲役若しくは禁錮又は30万円以下の罰金又は拘留若しくは科料」になります。法定刑が最も軽いと言われています。

上記のような事例に限らず、勤務時間外に部下のプライベートに介入することや、上司の趣味やプライベートにかりだされてしまうような事はないでしょうか。管理職という立場の場合、職権乱用をすることは許されることではありません。職権乱用罪とは職務上認められている権限を違法に、もしくは不当に適用するとして罪に問われることになります。

勤務時間外の職場や上司からの連絡〔業務時間外に電話やメールの対応を催促することが問題〕業務時間外対応の強要はパワハラになりますので、会社としては注意が必要です。

勤務・業務時間外に連絡対応することが当たり前になってしまった場合、業務時間外労働で賃金が発生しないにもかかわらず、社員が労働をしてしまう可能性にもなります。

日常化した場合、業務に集中できなくなり残業時間が増えることや、心や体への負荷がかかり過労につながるなど、さまざまな問題や悪影響につながることも業務時間外の電話や連絡をしてはいけない理由となります。

休日の連絡が日常茶飯事の場合、例えば、会社・上司の指揮命令なら労働時間になります。会社側は、社員の労働時間を管理する義務がありますので、時間外割増賃金を払う必要があります。休日にクレーム対応や電話対応した時間は、労働時間にあたる為、法律や就業規則により賃金等も発生してきます。

~労働時間外の電話対策~

業種により会社から携帯支給されている場合含め、休日は電源OFFにするなどと規定を設けるよう会社に交渉する

会社側は休日の電話対応する人材には、別途一定の手当てを支給するなどして対応する必要がある。

休日の連絡のみ電話受付代行の活用する。

皆様の職場では勤務・業務時間外のやり取りについてはどのような対策がなされていますか?良い職場づくりで大切なのは、人材の休日や休息時間についてもしっかり会社は考える必要があります。経営者層の考えや社風によって企業それぞれ異なる部分かと思いますが、人材の時間の大切さを理解してくれる会社に勤めましょう。

貴方が受けた、または受けている管理職や上司等からのストレスを下記フォームから無記名投稿してください。

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